静岡市周辺で御朱印を求める巡礼の旅
静岡市といえば駿府城があることから市街地にもこれを取り巻くように名のある寺院が建てられていますが、静岡市以外の県内の周辺地域にもさまざまな寺院がみられます。
たとえば庶民の旅行が盛んになった江戸時代には、四国八十八か所の写しとして全国各地に同様の巡礼ルートが整備されましたが、静岡県内にあたる伊豆半島にも、いわゆる伊豆八十八か所霊場が存在しています。
この巡礼ルートには古くからの寺院が集まっており、近年までは知る人ぞ知る存在であったものが、若い人から高齢者までを巻き込んだ御朱印ブームによって再び脚光を浴びるようになりました。
バス会社やホテルなどの観光関連の世界でも、伊豆八十八か所を盛り上げようという動きがありますので、札所となっている寺院でもこれに協力を惜しまないところが多数存在しています。
賀茂郡松崎町にある天然寺も伊豆八十八か所霊場の第75番札所であり、600年前の応永年間に創建された歴史を持ちます。
江戸時代に一度洪水で流されていますが、宝永年間に再建されて現在に至ります。
本堂には鎌倉時代や室町時代の貴重な仏像が並びます。
もちろん天然寺では巡礼の際に御朱印の拝受も可能ですので、気兼ねなく申し出ることができます。
ほかにも伊豆八十八か所専用の御朱印帳などもあり、現代風の伊豆88遍路公式サイトで頒布されていますので、このような帳面を携えながら訪れるのもよいでしょう。
伊豆半島はもともと観光地として有名なエリアですので、あまり堅苦しく考えず、巡礼にもマイカーや自転車を使ってみるのもひとつの方法です。
